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引きこもりで基本、月2万5千円で暮らしています。
2013年12月30日 (月) | 編集 |
地方都市でも県庁所在地(政令指定都市は除く)ならホームレスはちらほら見かけるかもしれないが、それ以外の都市ならほとんど見かける事はないと思います。しかし、いないわけではありません。
目立たないで生きているだけです。

一昨日の土曜日、私は買い物に出ました。この日は寒波が来て雪が舞い、軍手をした指先が痛かったです。

私がいつも通る道の側に東屋があり、いつも一人の老人がいます。東屋とは、屋根と柱だけの壁のない休憩所の事です。東屋には固定式のテーブルとベンチが設置され、自治体が所有しています。 つまり公共物。

老人はいつもベンチに横たわり、テーブルの上にはカバンが置かれ、パンやコンビニ弁当の包装紙のような物が散らかっています。そしてすぐ側には老人の愛車と思われる自転車が置かれ、その荷台にはダンボールがくくりつけられています。このカバンと自転車が、この老人の全財産である事は想像に難くありません。

地方都市では公園のベンチで不審者が寝ていたら、確実に近所の人に警察に通報されます。しかしこの東屋の周りには民家はありません。それでこの老人の居場所になっているようです。

居場所になっているとはいえ、この日は気温が低く寒風が吹きすさんでいました。で、老人はビニール傘を風の吹く方向に差して横たわっていました。生活の知恵です。
私は昼間しか通らないが、さすがに住居にはしてないと思います。
無題


私が見たところ、この地方のホームレスは家財道具を自転車に積んで移動しているようです。図書館の駐輪場には、ポリ袋に包まれたダンボールを荷台にくくりつけた自転車が置かれている時があります。(数台の時も)

また、昔、私が朝、運動公園でジョギングをしていた頃(今は施錠されて入れない)、一度だけしょぼいベンチ(屋根はある)を幕で覆い、その中で夜を明かしたホームレスや、ここの水道で洗濯をしているホームレスを見た事があります。

これも昔の事だが、近くの山の展望台は、土台の一部が傾斜地に建てられていて、床下に出入りする事が出来ました。ある時、私は床下を覗いて布団を見つけました。こんな所にわざわざ布団を捨てに来る者はいません。

その展望台はかなり前に取り壊されて今は更地になっています。(たぶん今も、ここ数年行ってないもので)

数年前の夏、砂浜にブルーシートを張って生活をしていた人がいました。その人は台風が来たので引っ越し、二度とこの場所には戻ってきませんでした。

ところで、今でもリヤカーで空き缶を集めてたり、ダンボールを集めてたりする老人をたまに見かけます。この人達がホームレスかどうか知りませんが。

東屋の老人の話に戻ります。寒風吹きすさぶ中、傘を差して横たわる老人だが、食べている物はまともそうです。この街でもコンビニはスクラップアンドビルド状態です。もしかすると廃棄物の管理の甘い店舗から調達しているのかもしれません。

人間は寒いとひもじいが重なると絶望的になります。少なくともこの老人はひもじくはなさそうです。

都会のホームレスは公園や通りに住居を構え、コミュニティーを作って生活している者が多いそうだが、地方にもホームレスはいるにはいてひっそりと生きています。