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引きこもりで基本、月2万5千円で暮らしています。
2012年06月14日 (木) | 編集 |
学校ではこう習いますね。「自分の意見をはっきり言いなさい」と、本当にバカバカしい、危険思想です。私は何処へ行っても、何を考えているのか分からない奴と思われていました。小学校時代には、「あなたは煮え切らない」と、はっきりと言った担任もいたし、高校の部活動の先輩の中にも、「お前みたいに煮え切らない奴は嫌いだと」言った奴もいました。私もそいつの事は大嫌いですけど。

でははっきりと相手に物が言える事の大前提は何でしょう?。この質問に答えられる人はほとんどいないと思います。答えられない者はバカだから、人に偉そうに説教してはいけません。まあそういうのに限って説教したがるのですよね。答えは信頼関係が出来ている事ですよ、信頼関係が。

よく京都人は、本音と建前を使い分ける、イエスかノーかをはっきりさせない、物腰は柔らかいが、本心は冷たい、慇懃無礼な態度をとる、一見さんは相手にしない等、とボロカスに言われます。でもそれは、そうは簡単に人に気を許さない京都人の伝統というか、京都人の処世術、サバイバル術です。

京都は千年以上も国家権力の中心で、京都人は度々街中が戦乱に巻き込まれる体験をしています。国家権力と隣り合わせに住んでいると、権力者の悪口を言って誰かに密告されたらどんな目に遇うかわかりません。権力者を誉めても同じです。権力者は代わるものですから。そんな訳で、人間が権力の近くにいると猜疑心の塊のようになります。

で、拙者の話に戻りますが、一般的には学校の先生、特に小学生にとっての先生は、頼るべき者ですか?、自分を守ってくれる存在ですか?知りませんが、多分そうでしょう。私にとっては単なる支配者でしかありません。私はあまり成績は気にしてなかったが、教師は生徒の成績を決める権限がある、こちらは小学三年か四年くらいだから、腕力でもこちらが劣ります(昔は体罰当たり前)。おまけに私の親は、学校の教師は偉いものだと思い込んでいるバカだから(この世代はみんなそう)、親も教師の言い成りです。これじゃあ私には全然勝ち目はなく、権力者の逆鱗に触れないようにするしかありません。

とは言っても、小学校高学年くらいになるとこちらの身体も大きくなっているので、教師なんか馬鹿にしていました。でも、バカは相手にしたくないので、相変われず煮え切らない態度を取っていました。私は、小、中、高12年も学校に通い、教師と雑談をした事はありません。これは私の誇りです。

さて、そういう育ち方をした私だから、社会に出ても煮え切らない態度は変わりません。私が勤める会社なんて零細だから、そんな所は労組なんかないし、雇用主が労基法すら知らないバカで、自分が気に入らなければ、「今すぐ辞めろ」だから、うかつな事は言えません。社長に何か言いたければ辞める事を覚悟しならなりません。雇い主は労働者をゴミだと思っています。零細の世界ってそんなものですよ。私は心底そう思っています。

しかし、いつも煮え切らない私だが、辞める時は毅然とした態度を取ります。もうお前には用はない、です。

社会は力関係で成り立っています。人間関係なんて所詮力関係でしかありません。弱者は強者の逆鱗に触れないようにするのが処世術です。私の場合は、それに加えて会話にならない人を、相手にするはストレスになるだけから、嫌だというのがあります。

大体、そんなにはっきりと物を言ってもらいたければ、強い者が弱い者との信頼関係を築き、自分の度量の広さを見せないといけないでしょう。それをしないで弱い者に対して、はきはき物を言いなさい、お前は煮え切らない奴だなんて言う奴は、一番信用できません。でも、そういう人に限って人の上に立っているというか、そういう人じゃないと人の上に立てません。それは根拠のない信頼を寄せる人があまりにも多いですから。
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